【FX初心者向け連載⑫】FXで取引可能な通貨(後編)合成ポジション

FX初心者の為の情報ブログ、プラタナスFXです！
FXとは何？税金や確定申告の範囲、チャートの見方、最新の自動売買の紹介など、FXおすすめ運用方法を優しい文で解説していきます♪

今回は合成ポジションについて少し解説したいと思います。
合成ポジションも、大事なトレードテクニックです。実際に合成でポジションを持つということが無いとしても、認識の理解は必要です。

まず、用語の確認から♪

合成ポジションにするのはどういうとき？

具体例を上げて説明します。

分かりましたか～？😁

勿論、こんなうまくいくことばかりでもありませんが、、、！

まず、上記ポジションのみを所持していました。「米ドル」を買っているのですが、同時に「日本円」を売っているということになります。

では、上記2種類のポジションを同時に持っている場合はどうでしょうか？
細かい量のバランスはまず置いておいて、売買量が都合よく同じ量と仮定してください。
USDJPYロングは、「米ドル買」と「日本円売」
EURUSDロングは、「ユーロ買」と「米ドル売」です。

米ドルは買と売を同時におこなっているので相殺されます。（レートが変わっても米ドル分は損益が動かない）

これは、「ヘッジ」という考え方になります。

ヘッジ
株式・商品・外国為替(かわせ)などの取引で、相場の変動で生ずる決済時の損失に備え、先物(さきもの)で売買しておくこと。例、Ａ国に製品を円建てで売る時、決済時の円安が見込まれるなら、Ａ国通貨を適宜額だけ先物で買う。

Oxford Languagesの定義

残るのは、「ユーロ買」と「日本円売」です。即ち、「EURJPY」のロングを持っているのと同じということになります。合成のEURJPY(ユーロ対日本円)のロングポジションです。

勿論、損益は「EURJPY」のチャートと連動するようになります。

それもそのはず、そもそも、EURJPYのチャート自体が「EURUSD」のレートと「USDJPY」のレートを合成して計算表示しているものだからです。

ユーロと日本円で取引したい場合は、EURJPY(ユーロ対日本円)チャートを見てトレードが可能です。リアルタイムでレートを自動計算して直接取引しているように表示してくれるので、分かりやすくて良いですね。

システム上は、日本円を一度米ドルに替えて、その米ドルをユーロに替えて、、、と取引をしているのだということは知っておきましょう♪

このように、2種類以上のポジションを組み合わせてキープしている状態が合成ポジションということになります。
元々持っていた通貨ペアとは違う通貨ペアポジションを持っていることと同じ効果になることが特徴ですね。

合成は、ポジション量が増えて管理が難しいのですが、合成を活用しない場合より損益を改善できる可能性があるのです。

是非参考に今後のトレードに生かしていただければと思います！

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